結論:非エンジニアなら、Claude Code一本でいい
最初に言い切ります。
プログラミング経験ゼロの僕が、Cursor ProとClaude Proを併用して月約$37払っていた時期がありました。今はClaude CodeのMaxプラン一本で月$100。コストは上がったけど、使用上限のストレスがゼロになり、できることは圧倒的に増えました。
行ったり来たりがなくなった
Cursorの上限問題から解放
高くなったが、価値は比べものにならない
「え、高くなってるじゃん」と思いますよね。でもこの記事を最後まで読めば、なぜ僕がこの判断に満足しているかわかるはずです。
この記事では、僕がどんなワークフローで2つのツールを使い分けていたのか、なぜClaude Codeに一本化したのか、その過程で気づいた「非エンジニアにとってのAIツール選び」について書きます。
僕のAIツール遍歴
2026年1月、サウナブログをWordPressで始めたのがすべての出発点です。
記事を書くより設定に時間がかかるWordPressに疲れて、「AIでWebサイトが作れるらしい」と聞いたのがきっかけでした。
そこからの遍歴はこんな感じです。
「AIがコードを書いてくれるエディタがある」と知って、まずCursor Proを契約。GUI(マウスやクリックで操作する画面)で操作できて、プロジェクトフォルダを丸ごと読み込めるのが魅力だった。これが僕の最初のAIコーディングツール。
Cursorの中で使えるAIモデル(ChatGPTやClaudeなど、AIの頭脳にあたるプログラム)をいくつか試し、Claudeが圧倒的に優秀だと気づく。「Claudeのチャットでプロンプトを練る→Cursorに投げてコード生成」という二段階ワークフローに。月額は計約$37に。
「Claude Codeならプロジェクト全体を読み込んで、ターミナルからそのまま修正できる」と知る。試してみたら本当にできた。Cursorでやっていたことが全部Claude Codeでできる。Cursorの課金を即解除。
やりたいことが増えてProの上限に達するように。claude.aiから直接契約に切り替え、Maxプランへ。Google Playストアのマークアップからも解放された。
今振り返ると、「2つのツールを行ったり来たりしていた時期」が一番非効率でした。でも当時はそれが最善だと思っていたんですよね。
Cursorで感じた「ここがつらい」
誤解しないでほしいのですが、Cursor自体は優れたツールです。GUIで操作できるので非エンジニアには直感的だし、プロジェクトフォルダを読み込めるのは大きな強みでした。
でも、実際に使い続けると壁にぶつかりました。
3日で使用上限に達した
Cursorでは、AIモデルごとに使用回数の上限があります。僕はCursorの中でもClaudeモデルを選んで使っていました。理由は単純で、コードの生成能力が一番高いと感じたから。
でも、Claudeモデルはすぐに上限に達します。僕の場合、サウナブログのデザインを大幅に変更する作業をしていて、たった3日で上限に到達。上限を超えると、リセットされるまで待つしかない。その間は性能の低いモデルでやりくりするしかありませんでした。
デザイン変更が中途半端な状態のサイトを放置するわけにもいかず、低性能モデルで四苦八苦する日々。ブログを作っている途中で「もう使えません」と言われるストレスは、想像以上でした。
知らないうちに課金されていた
これは僕のミスでもあるのですが、Cursorの課金体系をちゃんと理解しないまま使い始めてしまい、気づいたら想定外の請求が来ていました。
しかもリセットは1ヶ月後。日割り計算もない。「今月はもういいや」と思ってもお金は戻らない。
最高のモデルがClaudeなら、直接使えばいい
Cursorの中で使えるAIモデルをいくつか試して、結局Claudeが一番いいという結論に至りました。文章の自然さ、コードの正確さ、指示の理解力、すべてにおいてClaudeが上でした。
そこでふと思ったんです。
「Cursorの中でClaude使うくらいなら、Claudeに直接頼めばよくない?」
この疑問が、Claude Codeへの乗り換えのきっかけでした。
Claude Codeとの出会い
Claude Codeの存在を知ったとき、最初に感じたのは不安でした。
「ターミナル」という言葉だけで、プログラマー専用のツールだと思い込んでいたからです。黒い画面にコマンドを打ち込む — 非エンジニアの僕には敷居が高く見えました。
実際に使ってみたら
でも試してみると、全然違いました。
Claude Codeでは、日本語で「トップページのデザインを変えてほしい」と伝えるだけで、プロジェクト全体のファイルを読み込んで、適切なファイルを見つけて、コードを修正してくれます。
これ、Cursorでやっていたことと全く同じです。 しかもClaude Proの契約だけで使える(追加課金なし)。
Cursorの最大の魅力だった「プロジェクトフォルダを丸ごと読み込める」という機能、Claude Codeでは最初から標準装備でした。
ターミナルの壁は思ったより低かった
正直に言うと、ターミナルを使うこと自体には30分で慣れました。
なぜなら、Claude Code自体が「次はこのコマンドを実行しますか?」と聞いてくれるからです。コマンドを覚える必要がない。Claude Codeが提案してくれたものを「はい」「いいえ」で選ぶだけ。
GUIとターミナルの違いは、ボタンをクリックするか、Enterキーを押すかの違いでしかありませんでした。
乗り換えてわかったこと
約2ヶ月間、両方を使ってみて見えた違いをまとめます。
数字だけ見ると「コストが上がってるじゃん」と思いますよね。でも体験として一番大きかったのは、使用上限のストレスから解放されたことです。
Cursorで「今月もう使えない」と言われて作業が止まる体験は、特に非エンジニアにとっては致命的です。何かエラーが出ても自分では解決できない。AIに頼れない時間が突然やってくるのが本当につらかった。
月$100は安くない金額です。でも「いつでもAIに聞ける」安心感は、それだけの価値がありました。なぜそう言い切れるかは、後半で詳しく書きます。
契約の落とし穴:Google Playストア経由 vs 直接契約
記事の本題からは少し外れますが、僕が実際にハマった課金の落とし穴を共有しておきます。
僕はClaude Proを最初に契約したとき、AndroidスマホのGoogle Playストア経由で契約しました。スマホからアプリをインストールして、そのまま課金する — 普通の流れですよね。
でもこれが落とし穴でした。
Google Playストア経由のClaude Proは月¥3,400。一方、claude.ai(公式サイト)から直接契約すれば$20/月 ≈ 約¥3,000。毎月約400円、地味に多く払っていたんです。
「400円くらい…」と思うかもしれません。でも、この落とし穴の本当の怖さはこの先にありました。
やりたいことが増えてMaxプラン($100/月)にアップグレードしたとき、最初はそのままGoogle Playストア経由で契約しました。すると —
月5,000円、年間で約60,000円の差です。Proプランの400円差は「まあいいか」で済んだけど、Maxプランの5,000円差は気づいた瞬間に直接契約に切り替えました。
GoogleやAppleのアプリストア経由でサブスクリプションを契約すると、プラットフォームの手数料が上乗せされます。これはClaudeに限った話ではなく、ChatGPTやGeminiなど多くのAIアプリで同じことが起きています。
覚えておくべきこと: AIツールのサブスクリプションは、公式サイト(claude.ai)から直接契約するのが一番安い。アプリで試して「いいな」と思っても、課金は公式サイトからにしましょう。特に高額プランほど差が大きくなります。
なぜ月$100を払う価値があるのか
ここまで読んで「結局、月$37から$100に上がってるじゃん。節約の話じゃなかったの?」と思った人もいるかもしれません。
正直に言います。節約の話ではありません。 これは「正しいお金の使い方を見つけた」話です。
Proプランの上限に達した
Claude Codeに一本化した当初は、Proプラン($20/月)で問題なく使えていました。でもブログの記事を書いて、デザインを調整して、新しい機能を試して…とやっているうちに、月の途中で使用上限に達するようになりました。
Proプラン時代、上限を超えた分の追加課金ですでに月$100近く払っていることに気づいたんです。「それならMaxプラン($100/月)にしたほうが絶対お得じゃないか」と。
奥さんとの交渉
とはいえ、月$100(約15,000円)は共働き家庭では軽くない金額です。
奥さんに「お小遣いの範囲内でやるから」と伝えたら、「それならいいんじゃない」と。お小遣いはかなり減りましたが、後悔はゼロです。
実際の使い方と上限
Maxプランに変えてからは、普通に使って上限の20%、ガッツリ作業しても50-60%程度。上限を気にしたことは一度もありません。
$100/月は、プロにWebサイトの修正を1回お願いする程度のコストです。それで24時間いつでも相談できるAIパートナーが手に入る。非エンジニアにとっては、むしろ破格だと思っています。
AIに聞いても出てこなかった「ツール選びの勘所」
最後に、僕がツールを選ぶ過程で「AIに聞いても答えが出なかった」と感じたことを3つ書いておきます。
使用上限のストレスは、使わないとわからない
「Cursorの使用上限は?」とAIに聞けば、プランごとの回数は教えてくれます。でも、**「実際にその上限に引っかかったときのストレス」**は教えてくれません。
僕の場合、ブログのデザインを大幅に変更する作業の途中で上限に達しました。中途半端な状態のサイトを1ヶ月放置するわけにもいかず、結局Cursorの低性能モデルで四苦八苦しました。
この「上限タイミングの運ゲー感」は、実際に体験しないとわからないものです。
非エンジニアにとっての「直感的」は、慣れの問題でしかない
AIに「CursorとClaude Codeどちらが非エンジニア向き?」と聞くと、たいてい「CursorはGUIなので直感的」と返ってきます。
でもこれ、本当にそうでしょうか?
僕はGUIのCursorを使っているとき、どのボタンが何をするのか、設定画面のどこをいじればいいのか、ちゃんとはわかっていませんでした。一方、Claude Codeは「やりたいことを日本語で書くだけ」。どちらが「直感的」かは、GUIかターミナルかではなく、どちらに慣れるかの問題でした。
そして非エンジニアが慣れるのにかかった時間は、どちらも大差ありませんでした。
「自分に合うかどうか」は比較表では判断できない
Webで「Claude Code vs Cursor 比較」と検索すると、機能の比較表がたくさん出てきます。AIに聞いても似たような比較表を作ってくれます。
でも、その比較表を見て僕が判断できたかというと、できませんでした。
結局「使ってみてダメだったらやめる」しかなかった。そして僕の場合は、Cursorをやめてよかった。スペック比較で正解は出ない。自分の手で触って、自分の使い方で判断するしかない。 これがAIには教えられない、一番大事なことだと思います。
ちなみに、月$100が高いと感じるなら、まずは$20のProプランで始めて全く問題ありません。僕もそこからスタートしました。上限が気になるようになったときに、Maxを検討すればいい。
まとめ
- Cursor Pro + Claude Pro(月約$37)→ Claude Code一本(Maxプラン月$100)に乗り換えた
- コストは上がったが、使用上限のストレスがゼロになった価値は計り知れない
- ターミナルの心理的ハードルは、実際には30分で消えた
- Google Playストア経由の契約はMaxプランで年間約60,000円の損。直接契約が正解
- AIツール選びは比較表では判断できない。触って合わなければ変える
僕が試したのはCursorとClaude Codeの2つだけですが、WindsurfやGitHub Copilot、Replit Agentなど、AIコーディングツールは次々と登場しています。どれが「正解」かは人によって違います。
ただ、非エンジニアの僕が2ヶ月かけてたどり着いた結論はシンプルです。Claudeの性能が一番いいと感じたなら、Claude Codeを直接使うのが最短ルート。間に別のツールを挟む必要はありませんでした。